ジャンクフードは心の栄養。特別な日のごちそう。この健康志向の世の中で、どうあがいても逃れられない己のジャンクフード好きを、こう考えることで肯定することにした。
ある夜、酔っ払った勢いでUber eatsでポチってしまったコストコのPork Sausage Links。海外の朝食ビュッフェに並んでいるような得体の知れないソーセージ。しょっぱくて油っぽくて、あまりにも美味しい。あまり料理をしない女1人暮らしの小さな冷蔵庫で幅を利かせる680g。加工食品1品としてなかなかの価格は、酔っ払っていないと払えない。焼いても焼いても無くならない、と毎朝のように思って、だんだんうんざりしてきていたのに、いつの間にか空になっていた。そして自分でも驚くことに、素面の時に再購入してしまった。これがジャンクフードの罠というものか。
一生ジャンクフードを楽しんでいくためにも、体調管理をしっかりしたいものだ。
JUNK FOOD DIARY ジャンクフード日記 vol.1
- photo: Kozue Hanada
- text: Kaoru Adachi